一部のビタミンBに認知機能障害を予防する効果?

(2019年5月) "The Journals of Gerontology: Series A" に掲載されたシンガポールの研究で、一部のビタミンBの摂取量が多い人は20年ほどのうちに認知機能障害が生じるリスクが低いという結果になりました。
著者: Li-Ting Sheng et al.
タイトル: Association between Dietary Intakes of B Vitamins in Midlife and Cognitive Impairment in Late-Life: the Singapore Chinese Health Study

研究の方法

シンガポールに住む中国系の男女1万7千人(45~75才)を対象に、1993~1998年に食生活に関するアンケート調査を実施してビタミンB群(6種類)の摂取量(*)を調べ、2014~2016年に認知機能を調べるテスト(Mini-Mental State Examination)を実施しました。
(*) サプリメントで摂るビタミンBを含んでいたかどうかは不明。

結果

2014~2016年の認知機能テストで認知機能障害であると判定されたのは 2,443人でした。

リボフラビン(ビタミンB2)の摂取量が最大のグループは最少のグループに比べて、認知機能障害が生じるリスクが18%低下していました。 同様の比較で、葉酸塩でも17%のリスク低下でした。

その他のビタミンBでは、摂取量と認知機能障害リスクとの間に関係が見られませんでした。