高齢者男性の食生活と睡眠の関係

(2019年5月) "Nutrients" 誌に掲載されたスウェーデンの研究で、高齢者男性の食生活と睡眠の関係が調査されています。

研究の方法

平均年齢71才の男性970人を対象に、7日分の食生活や睡眠の質(寝付きの良さ、夜間に目覚めないか)などに関するアンケート調査を実施しました。

そして食生活アンケートの結果から、各人の食生活がメディテラネアン・ダイエットやHDI(*)にどれだけ近いかをスコア化し、その食生活スコアと睡眠の質との関係を分析しました。
(*) Healthy Diet Indicator。 項目は、飽和脂肪酸・多価不飽和脂肪酸・タンパク質・糖質・ショ糖・食物繊維・果物・野菜・コレステロール・魚の摂取量。

結果

食生活スコアと睡眠の質とのあいだに関係が見られませんでした。

データ全体では牛乳や乳製品の摂取量が少ないと寝付きに問題が生じるリスクが36%低くなっていましたが、1日の摂取カロリー量が足りている(54%ほどが該当)男性のデータだけに限ると、このようなリスクの低下は見られませんでした。