ビタミンDの補給と喘息が悪化するリスクの関係(メタ分析)

(2019年4月) 喘息患者がビタミンDを補給したときの効果を調べたメタ分析が "Respiratory Medicine" 誌に掲載されています。
著者: Mingming Wang et al.
タイトル: Association between vitamin D status and asthma control: A meta-analysis of randomized trials

研究の方法

喘息患者にビタミンDを補給させたときの効果を調べた14のランダム化比較試験のデータ(被験者数合計 1,421人)をまとめて分析しました。

結果

ビタミンDの補給により、喘息が悪化する率が27%低下しました。

ただ、ビタミンD血中濃度に応じてデータを分けて分析すると、喘息悪化リスクが低下していたのは血中濃度が30ng/ml未満の場合に限られていました。

ビタミンD血中濃度が30ng/ml未満かつFEV1%(1秒間努力呼気容量率)が80%未満の場合には、ビタミンD補給によりFEV1%も改善していました。