軽く体を動かす習慣がある人は脳が若々しかった

(2019年4月) "JAMA Network Open" に掲載されたボストン大学などの研究によると、推奨される身体活動量に達していなくても軽く体を動かす習慣がある人は脳のサイズが大きい(脳が若々しい)という結果になりました。

研究の方法

米国に住む男女 2,354人(*)を対象に、加速度計を用いて(3日間。1日あたり10時間以上装着)身体活動量を客観的に測定したりMRIで脳のサイズを検査したりしました。
(*) 平均年齢53才。54%が女性。 身体活動量の推奨基準を満たしていたのは47%。

結果

軽い身体活動(LPA)をして過ごす時間が1時間/日増えるごとに脳の老化(萎縮)が1.1年分ほど軽減されていました。

身体活動量の推奨基準(*)を満たしていなかった53%の人たちに限って分析すると、LPAの時間を1時間/日増えると約1.4年分、1日の歩数が 7,500歩以上であると約2.2年分、それぞれ脳の老化が軽減されていました(脳のサイズが大きかった)。
(*) 中程度~激しい身体活動を1週間あたり150分以上。
LPAの量を考慮して分析すると、中程度~激しい身体活動の量と脳のサイズとの間には関係が見られませんでした。