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自宅の近くに公園がある子どもは喘息の症状が起こりにくい

(2017年9月) ERS International Congress 2017 で発表される予定であるジョンズ・ホプキンス大学の研究により、都会に住んでいる喘息の子供は家の近くに公園などの緑地があると喘息の症状が生じる頻度が少ないことが明らかになりました。

研究の方法

米国のバルチモア(*)に住んでいて喘息を抱えている3~12才の子供196人の親に、喘息の症状(息切れ・胸の痛み・喘鳴など)が出る頻度を尋ね、各親子の自宅から最寄りの緑地までの距離を調べました。
(*) 大気汚染の程度はニューヨークやロサンゼルスと同程度。 ロンドンやミランよりはマシ。

結果

各家庭の自宅から最寄りの緑地までの距離は平均で250m、最も離れている場合で1km超でした。

自宅から最寄りの緑地までの距離が最も近い場合に喘息の症状が出る日が5日(*)で、この距離が305m増えるごとに喘息の症状が出る日が1日増えていました。 緑地までの距離と喘息の症状が出る頻度との関係は6才以上の子供で顕著でした。
(*) 何日あたりにつき5日なのか不明。 1週間あたり? 1ヶ月あたり? 1年あたり?

解説

自宅から緑地までの距離が近い子供で喘息の症状が起こりにくいのは、緑地に①大気汚染を軽減する効果と、②体を動かす効果があるためかもしれません。

6才以上の子供で緑地の効果が顕著だったのは、6才以上の子供が自分の意思で公園で過ごす時間が長いためかもしれません。
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