喘息がある人は偏頭痛が慢性化しやすい

(2015年12月) "Headache" 誌に掲載されたコネチカット大学などの研究によると、喘息を抱えている人は突発性偏頭痛が慢性化するリスクが高いと思われます。
突発性偏頭痛
突発性偏頭痛とは、一ヶ月に偏頭痛の症状が出るのが14日以下の偏頭痛のことを言います。 これに対して偏頭痛の症状が出るのが一ヶ月のうちの15日以上であるのが慢性偏頭痛です。
研究の概要

突発性偏頭痛の患者 4,500人を対象にアンケート調査を実施して喘息の有無を調べ、喘息の有無によって 4,500人を2つのグループに分けました。 そして翌年に再びアンケート調査を実施して、それぞれのグループのうち何人が突発性偏頭痛から慢性偏頭痛へと移行したかを調べました。

解説
研究者によると偏頭痛と喘息は、炎症と平滑筋(偏頭痛では血管の平滑筋、喘息では気道の平滑筋)の活性化という2点において共通しています。 喘息による炎症が偏頭痛の慢性化に関与しているのかもしれません。