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自己免疫性リウマチ性疾患の患者は認知症になりやすい

(2018年1月) これまでの研究に免疫系が脳細胞を攻撃するために認知症が生じることを示すものがありますが、"Plos One" に掲載された台北医学大学(台湾)などの研究(後ろ向きコホート研究)で、自己免疫性リウマチ性疾患(*)の患者は認知症になりやすいという結果になりました。
(*) リウマチ性関節炎・全身性エリテマトーデス・シェーグレン症候群など。

研究の方法

自己免疫性リウマチ性疾患(ARD)を患っている45才以上(平均60才)の男女3万5千人弱(77%が女性)と、ARDではない男女14万人弱(*)とで認知症のリスクを比較しました。
(*) ARD患者のグループと年齢や性別などが釣り合うように選出された。

結果

ARD患者グループは非患者グループに比べて、認知症になるリスクが18%増加していました。

リウマチ性関節炎の患者に限ると14%、シェーグレン症候群の患者に限ると46%の認知症リスク増加でした。 全身性エリテマトーデスの患者に限ると認知症のリスクは増加していませんでした。