(*) リウマチ性関節炎・全身性エリテマトーデス・シェーグレン症候群など。
研究の方法
自己免疫性リウマチ性疾患(ARD)を患っている45才以上(平均60才)の男女3万5千人弱(77%が女性)と、ARDではない男女14万人弱(*)とで認知症のリスクを比較しました。
(*) ARD患者のグループと年齢や性別などが釣り合うように選出された。
結果
ARD患者グループは非患者グループに比べて、認知症になるリスクが18%増加していました。
リウマチ性関節炎の患者に限ると14%、シェーグレン症候群の患者に限ると46%の認知症リスク増加でした。 全身性エリテマトーデスの患者に限ると認知症のリスクは増加していませんでした。