二日酔い対策

二日酔いにならない遺伝子を持つ人というのも存在しますが、大部分の人はお酒を飲みすぎた翌日には、頭痛がしたり、お腹の調子が悪かったり、体が重かったりします。 以下は、このような二日酔いの症状を軽減するための方法です:
二日酔い対策①
  • 卵を食べる
    卵に含まれるシステインには、摂取したアルコールから作られるアセトアルデヒドという毒物を体外に排除する作用があります。 システインは「ハイチオールC」にも含まれています。 ハイチオールCは現在では美肌用という用途が前面に押し出されていますが、そもそもは二日酔いの薬として売られていたそうです。
  • ブドウ糖を摂る
    キール大学の研究者によると、二日酔いには血糖値の低下が関与しているため、二日酔いを治すにはブドウ糖を摂取するのが一番です。 ブドウ糖を直接摂る以外に、体内でブドウ糖へと分解される砂糖(ブドウ糖と果糖から成る)や炭水化物などを食べるのも効果があります。
  • バナナ
    お酒を飲むとカリウムとマグネシウムを消耗してしまいますが、バナナにはカリウムとマグネシウムが豊富に含まれています。 バナナには胃酸を抑える効果もあるので、お酒を飲んだ翌朝の胃が落ち着かない感じを解消してくれるでしょう。 さらに、バナナには糖分も含まれています。
  • 水分をたっぷり摂る

    二日酔いの頭痛の原因はアルコールによる脱水症状です。 アルコールによってバソプレシンという体内の水分を調節するホルモンが抑制されるために、必要以上の水分が尿として体外に排出されてしまうのです。

    この作用に対抗するためには水分補給が有効となります。 水は頭痛の特効薬だというわけです。 塩分やカリウムなどのミネラルを含むものが特に有効なので、スポーツドリンクや温かいスープなどを使い分けましょう。

    ただし、2015年にユトレヒト大学が発表した研究では大量飲酒後に水を飲んでも飲まなくても、二日酔いの起こりやすさに実質的な違いは無いという結果になっています。 この研究では大学生826人にアンケート調査を実施しました。
    わたし個人の体験では、飲酒後に水をコップに3杯ほど飲んでおくと、けっこうな量のビールを飲んでも翌朝にほとんど頭痛になりません(ただし体は重い)。 ただし、早朝に尿意を覚えて目覚めることが多いので、大量に飲酒をした日の夜にはやはり睡眠不足になります。
  • コーヒーは飲まない
    コーヒーにもアルコールと同様の利尿作用があるので、脱水症状がひどくなると考えられます。 ただし、コーヒーは脱水症状の原因にならないとする研究もあります。
  • 飲酒前と飲酒の翌朝にビタミンB1 を飲む
    ビタミンB1には、二日酔いの頭痛に関与しているグルタル酸塩が蓄積しないようにする作用があります。 「ベロッカ」というオーストラリアのベイヤー社が開発した二日酔い用のサプリメントにもビタミンB群 が大量に含まれています。 ビタミンB群 が飲酒により大量に消費されるためです。 ちなみに、ベロッカの他の主成分はビタミンC と亜鉛。
  • 色の濃いお酒は避ける
    ブランデーや、ウイスキー、バーボン、赤ワインなどの色の濃いお酒は、コンジナー(各種のお酒にそれぞれの特徴をもたらす微量の化学成分。 醸造中に発生する)の含有量が多いため二日酔いになりやすいです。 ウオッカやジンなど何度も蒸留されて透明になったお酒にはコンジナーがあまり含まれていません。