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有害な化学物質を避けるために出来ること

(2013年3月) プラスティック製品に用いられる、ビスフェノールA(BPA)とフタル酸エステル(フタル酸塩)という2種類の化学物質はいずれも健康への悪影響が懸念されており、使用が規制され始めていますが、ワシントン大学の研究により、輸送・保存・調理にプラスチック容器が用いられる食品を避けても、これらの化学物質が体内に入り込むことが明らかになりました。

BPAとフタル酸エステル

BPAとフタル酸エステルはホルモン撹乱物質です。 BPAはエストロゲンを模倣し、胎児のときにBPAに暴露した子供を過度に活発にしたり攻撃性を増加させたりします。 また成人では、心臓疾患や糖尿病のリスクを増加させます。 フタル酸エステルはテストステロンの生産に干渉して男性不妊症の原因となったり、小児喘息のリスクを増加させたりします。

注意が必要な食品

この研究によると、家庭でプラスティック製品を使用していないのに人体から検出されるフタル酸エステルの原因は、牛乳、バター、クリームなどの乳製品や、シナモン、コリアンダーなどの香辛料です。

乳製品から検出されるフタル酸エステルの原因として疑われるのは、(生産地で)牛乳を容器へと流し込むプラスティック製のチューブや乳牛の飼料(エサ)ですが、いずれにせよ、フタル酸エステルは接触する食品に簡単に溶出してしまうので、加工回数が多い食品ほどフタル酸エステルを含有する物質との接触が多くなると考えられます。 香辛料からフタル酸エステルが検出されたのも、香辛料が加工回数の多い食品だからである可能性があります。
対策

家庭でできるBPAやフタル酸エステルへの対策としては、①食物を温めるときにプラスティック製の容器を用いない、②加工度の低い食品を食べるの2点です。

加工度の低い食品とは例えば、ソーセージに対する生肉などです。 生肉をソーセージに加工する機械にプラスティックの部分があると、肉がそこを通過する時にフタル酸エステルが入り込みます。
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