部屋を明るくして眠ると太りやすい?

(2014年5月) "American Journal of Epidemiology" に掲載された英国の調査で、照明を付けたまま眠る女性は太りがちであるという結果が出ています。

研究の方法

この調査では、11万3千人の女性に夜眠るときの照明の強さを尋ねました。 照明の強さは次の4段階に分類しました:

  1. 読書ができるほどの明るさ。
  2. 読書ができるほどではないが、部屋を見渡せる程度の明るさ。
  3. 目の前にかざした手が見える程度の明るさ。
  4. 真っ暗。 またはアイマスクをして眠る。
結果

眠るときの照明の強さを肥満の程度と照らし合わせたところ、BMI 、ウェスト:ヒップ率、およびウェストのサイズといういずれの尺度においても、明るい部屋で眠る女性の方が高いという結果でした。

コメント
研究者は次のように述べています:
「部屋を明るくして眠る女性には肥満者が多いという結果になりましたが、今回の研究だけでは、部屋を暗くして眠ればスリムになると断言はできません。 部屋を明るくして眠る人が、眠るときの部屋の明るさ以外の原因で太っている可能性(*)もあるからです」
(*) 例えば、『部屋を明るくして眠る人は夜中に起き出して冷蔵庫をあさる傾向にある』とか、『眠るときに部屋が明るいから太るのではなくて、太っている人に部屋を明るくして眠りたがる傾向がある』などの可能性。
仮に部屋を明るくして眠るのが肥満の一因になっているとすれば、それは光が体内時計(睡眠/目覚めのリズム)を狂わせて、メラトニンの生産を遅らせているからかもしれません。