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太鼓腹の非喫煙者は心臓突然死のリスクが高い

(2014年12月) "Heart" 誌オンライン版に掲載された The Veterans Affairs Medical Center(米国)の研究で、太鼓腹の非喫煙者は心臓突然死のリスクが高いという結果になりました。
心臓突然死
心臓突然死(sudden cardiac death)とは、心臓の電気信号が機能不全を起こすために生じる不整脈を原因として、健康そうに見えた人が突然死んでしまうことを言います。 心臓発作とは別物です。 心臓発作は、血液の心臓への循環が妨げられることにより起こります。
研究の方法
平均年齢54才の男女 14,941人(黒人と白人)を対象に、13年ほどの間に5回の健康診断を行いました。 13年の間に心臓突然死で亡くなったのは253人(1,000人年(*)あたり1.34人の発生率)でした。
(*) 人年(person year)=患者数×年数
結果

ヒップに対するウェストのサイズが最も大きいグループのうち非喫煙者に限っては、ヒップ対ウェストの比率が正常範囲内のグループに比べて、心臓突然死のリスクが2倍(1,000人年あたり1.43人の発生率)に増加していました。 この結果は、肥満・高血圧・高コレステロールなど心臓の健康に関わるリスク要因を考慮したうえでのものです。

コメント
研究者は次のように述べています:
「腹部の脂肪と心臓突然死のリスク増加とがどのように関係しているのかは不明ですが、腹部の脂肪が他の脂肪に比べて炎症性が強いく性質(たち)が悪いことは知られています」