冬生まれの人は男性的?

(2016年12月) "Early Human Development" に掲載された研究によると、男性であるか女性であるかに関わらず冬生まれの人は男性的かもしれません。

研究の概要
1907~1997年に生まれたポーランド人男女323人のデータを分析したところ、冬季に生まれた(*)人はディジット比が低い(つまり男性的である)傾向にありました。 昼間の時間の長さとディジット比の関係は、人工的な照明がまだ少なかった20世紀前半に生まれた人たちで明確でした。
(*) 妊娠13週目以降の時期が昼間の時間が長い季節に当たる。
ディジット比とは

ディジット比とは「人差し指の長さ÷薬指の長さ」のことで、この数字が小さい人は身体能力・性格・病気のリスクなど様々な面において男性的であることが知られています。

「男性的である」とは、男性であれば男らしい男性で、女性であれば男性的な性質が強い女性ということです。

冬に男の子が生まれやすいわけではない

冬生まれの人が男性的であるということは、ひょっとして冬には男の子が生まれやすいのではないでしょうか? そう思って月別の出生男女比を探して唯一見つかったのが「出生季節メモ」ですが、このグラフを見ると今回の結果とは一致しないようです。

また、SURCAと呼ばれる埼玉県の学術情報発信システムで公開されている論文によると、12月には男の子が生まれにくいそうなので、今回の結果のむしろ反対であるということになります。