膀胱ガンを予防するにはビタミンD不足にならないようにすると良い?

(2016年11月) 英国内分泌学会で発表されたウォーリック大学などの研究によると、ビタミンDが不足していると膀胱ガンになるリスクが増加する恐れがあります。

システマティック・レビュー
ビタミンD血中濃度と膀胱ガンの関係を調べた7つの研究(*)のデータを調査したところ、7つのうち5つの研究で、ビタミンD血中濃度が低いと膀胱ガンのリスクが高いという関係が見られました。
(*) データに含まれる人数は112人~1,125人。
細胞実験

移行上皮細胞と呼ばれる膀胱の内側表面の細胞を用いた実験を行ったところ、移行上皮細胞がビタミンDに反応して活性化し、それによって免疫系の反応が促進されることが明らかになりました。

免疫系は、異常な細胞を見つけ出してガンになる前に処理することでガンを予防してくれると考えられています。 したがって、ビタミンDが不足していると膀胱の細胞が異常な細胞に対して十分に対応できなくなる可能性があります。