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高血圧の人は血液型により冠動脈疾患のリスクが異なる?

(2017年5月) "Clinical and Experimental Hypertension" 誌に掲載された中国医学科学院阜外医院の研究によると、高血圧患者では血液型により冠動脈疾患(CAD)のリスクが異なる可能性があります。
冠動脈疾患とは
心臓に血液と酸素を運ぶ血管である冠動脈に、動脈硬化などが原因で狭窄または閉塞が生じる疾患のこと。 狭心症や急性心筋梗塞(心臓発作)など。

研究の方法

本態性高血圧(*)を患っていて、狭心症が疑われる胸痛があったために冠動脈造影検査で冠動脈の健康状態を調べた患者 2,708人を、冠動脈の病変度に基いて、CADを患っているグループ(2,185人)と患っていないグループ(523人)とに区別しました。 そうして、血液型とCADのリスクとの間に関係があるかどうかを調べました。
(*) 投薬や高血圧以外の病気が原因で起こるのではない高血圧。

結果

血液型がA型の高血圧患者はCADである率が高い一方で、O型の高血圧患者はCADである率が低いという結果でした。
これまでにも複数の研究で、血液型がO型の人は心臓病のリスクが低いことが示されています。
A型の高血圧患者はA型以外の血液型に比べてCADである率が高く、血圧のコントロールが不十分(*)な場合にはCADのリスクが1.4倍に増加していました。
(*) 収縮期(最高)血圧が今回のデータの平均値以上。
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