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血液型により異なる病気のリスク

認知機能

"Neurology" 誌(2014年)に掲載されたバーモント大学(米国)の研究によると、血液型がAB型の人は他の血液型の人に比べて、年を取ってから認知症になるリスクが高いかもしれません。 また、"Brain Research Bulletin" 誌(2015年)に掲載された英国の研究によると、O型の人は他の血液型の人に比べて海馬などにおける灰白質の量が多く、アルツハイマー病などの認知機能のリスクが少なくなる可能性があります。

寿命
血液型と寿命の関係については 1960年代から複数の研究が行われていますが、それらの結果は入り乱れています。日本の研究で100才を超える長寿者にはB型が多いという結果になったものがありますが、逆にB型が短命であるという研究もあります。 さらに、A型が長寿であるという結果になった研究やO型が長寿であるという結果になった研究もあります。
子作り
"Journal of Assisted Reproduction and Genetics"(2015年)に掲載された米国の研究で626人の女性のデータを分析して、B型の女性は他の血液型の女性に比べてなぜか体外受精(IVF)の成功率(無事に子供が生まれる率)が90%高いという結果になっています。
糖尿病

"World Journal of Gastroenterology"(2013年)に掲載された日本の研究で、膵臓ガンを患っている糖尿病患者にはB型の人が多いという結果になっています。 フランス人女性を対象に行われ "Diabetologia" 誌(2014年)に掲載された研究でもB型の女性で糖尿病のリスクが最も高い(O型に比べたときのリスクがA型では+10%だったのに対してB型は+21%だった)という結果になっています。

血液型が腸内細菌の構成に影響を与えていることを示す研究があることから、血液型が腸内細菌を介して代謝に影響し、それによって2型糖尿病のリスクが左右されている可能性が考えられます。
心血管疾患

心血管疾患(心臓病や脳卒中)のリスクは、O型が低くAB型が高いようです。 心血管疾患が認知症のリスク要因の1つであることから、AB型の心血管疾患リスクの高さが認知症のリスクの高さに影響している可能性があります。

心臓病

2012年にハーバード大学が発表した研究では、O型は他の血液型に比べて心臓病のリスクが8~20%低いという結果が出ています。8%というのがA型で、20%というのがAB型ですから、AB型の人が最も心臓病にかかりやすいということに。

脳卒中
"Journal of Thrombosis and Haemostasis"(2014年)に掲載された研究では、AB型の人は脳卒中のリスクも高いという結果になっています。 O型との比較においてA型とB型は5.8年間という期間における脳卒中のリスクに違いが見られませんでしたが、AB型は83%リスクが高くなっていました。 糖尿病の無いグループに限ると、この数字は230%でした。
心臓病・脳卒中など

"BMC Medicine"(2015年)に掲載された米国立衛生研究所の研究で、O型の人は他の血液型に比べて心血管疾患で死ぬリスクが15%低いという結果になっています。 この研究ではさらに、O型の人は早死にのリスクが9%低く、胃ガンになるリスクが55%低いという結果にもなっています。

ガン
肝臓

"Digestive and Liver Disease" 誌(2016年)に掲載された研究で、O型の人は肝細胞ガン(一般的な肝臓ガン)のリスクが低いっぽいという結果になっています。 健常者9万人超においてO型の占める割合が45%であったのに対して、肝細胞ガン患者194人にO型が占める割合は35%でした。

また、B型で肝細胞ガンのリスクが増えることを示唆する研究が2~3存在します。
"American Journal of Epidemiology"(2010年)に掲載されたスェーデンの研究や、"Cancer Epidemiology" 誌(2015年)に掲載された台湾の研究では、胃ガンがA型の人に多いという結果になっています(リスクの増加幅はO型に比べて20%と38%)。
台湾の方の研究では、B型は膵臓ガンのリスクがO型よりも59%高く、AB型は腎臓ガンのリスクがO型よりも59%低いという結果も出ています。
他の複数の研究でも概ねA型で胃ガンや胃ガンの前段階に当たる病変のリスクが増加することが示されていますが、B型で食道上部や噴門(胃の入り口)のガンのリスクが僅かに増えるという結果になった研究もあります。

乳ガンのリスク(や死亡率)と血液型との関係については複数の研究が行われており、血液型によって乳ガンのリスクが増えるという結果になったものと、血液型と乳ガンのリスクとは関係が無いという結果になったものとが混在しています。

しかし、血液型により乳ガンのリスクが異なるという結果になった研究にしても、リスクの増加幅が微妙だったり統計学的な有意性が怪しかったりでした。 ですのでA型だからという理由だけで乳ガンを心配する必要はありません。

皮膚

"PLOS ONE"(2010年)に掲載されたハーバード大学の研究で、O型は他の血液型に比べて扁平上皮ガンのリスクが14%、基底細胞ガンのリスクが4%高いという結果になっています。

頭頸部ガン

"Journal of B.U.ON"(2016年)に掲載されたギリシャの研究では801人のデータを分析して、A型は他の血液型に比べて頭頸部ガン(舌や顎、耳の下などのガン)になるリスクが52%高いという結果になっています。

腎臓ガン
"Journal of Clinical Oncology"(2017年)に掲載されたハーバード大学の研究では10万人超を12年間にわたり追跡調査したデータを分析して、血液型がO型の女性は他の血液型の女性に比べて、腎臓ガンの中でも一般的な腎細胞ガンになるリスクが1.5倍になるという結果になっています。 男性では血液型と腎細胞ガンのリスクとのあいだに関係が見られませんでした。
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