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「太りやすい血液型」というものは無い?

(2017年2月) "Journal of the Egyptian Public Health Association" に掲載された北部国境大学(サウジアラビア)による研究で、肥満率と血液型のあいだに関係は見られないという結果になりました。

研究の方法

サウジアラビアに住む15才以上(平均年齢29才)の男女401人(70%が女性)の血液と身長と体重を調べました。

結果

今回のデータにおいて、BMIに基づき肥満(日本の分類では2度以上の肥満)に分類されるのは37.4%でした。 この37.4%の肥満者に各血液型が占める割合は、O型が44.7%、A型が30%、B型が20%、AB型が5.3%というものでした。

この数字だけを見ると「O型に肥満者が多いのだな!」と早合点してしまいますが、各血液型がデータ全体(*)に占める割合も、各血液型が肥満者に占める割合と同じようなものでした(O型 44.1%、A型 30.9%、B型 18.7%、AB型 6.2%)。
(*) 低体重+普通体重+過体重+肥満
血液型 肥満者に占める割合 データ全体に占める割合
O型 44.7% 44.1%
A型 30.0% 30.9%
B型 20% 18.7%
AB型 5.3% 6.2%
したがって、血液型が違っても肥満率は同程度であるということになります。 統計学的にきちんと分析しても、血液型による肥満率の差は見られませんでした。