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太っている人は大腸ガンのリスクが高い。特に女性で

(2018年1月) "European Journal of Epidemiology" に掲載されたメタ分析で、太っている人は大腸腺腫(*)のリスクが高いという結果になっています。 今回の結果は、以前に行われた同様のメタ分析の結果よりも顕著でした。
(*) 大腸に生じるポリープ。 大腸腺腫それ自体はガンではないが、放置していると大腸ガンになる。 大腸ガンの大部分は大腸腺腫から発生する。

研究の方法

大腸ガン検診の結果とBMIとの関係を調べた17の研究(*)のデータを分析しました。
(*) クロス・セクショナル研究が12、ケース・コントロール研究が4つ、コホート研究が1つ。 大部分が韓国と米国の研究。 データに含まれる人数は合計で17万人弱。

結果

BMIが25未満のグループに比べたときの大腸腺腫のリスクが、BMIが25~30のグループでは+44%、BMIが30超のグループでは+42%でした。

BMIが25未満のグループと25以上のグループとで男女別にリスクを分析したところ、男性ではBMIが25以上のときに16%のリスク増加だったのに対して、女性では43%のリスク増加でした。

同様に人種別の分析では、白人72%のリスク増加、アジア人44%のリスク増加でした。 黒人ではBMIと大腸腺腫のリスクの間に関係が見られませんでした。