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哺乳瓶による授乳で幽門狭窄のリスクが増加

(2012年8月) "Pediatrics" 誌に掲載されたデンマークの研究で、哺乳瓶で赤ちゃんを育てると母乳で育てる場合に比べて幽門狭窄(PS)のリスクが4.6倍になるという結果になりました。
幽門狭窄
「幽門」とは胃と十二指腸がつながる部分のことで、幽門狭窄では、ここの筋肉が厚くなるためにミルクなどの通りが悪くなり、飲んだものを吐き出してしまいます。

この研究では生後4ヶ月までの赤ちゃん7万人のデータを分析しました。

PS のリスクは部分的にでも哺乳瓶を用いることで増加しており、母乳と哺乳瓶の両方で育てられていたグループ、母乳から哺乳瓶に移行したグループ、哺乳瓶のみで育てられてきたグループの間で PSになるリスクに大きな違いはありませんでした(いずれのグループでも母乳のみの場合よりもPSのリスクが増えていた)。

また、哺乳瓶による授乳を始めてから30日の時点でも、PSのリスクの増加が認められました。

過去にも同様の研究が行われ同様の結果が出ていますが、大規模な研究ではこれが初めてです。 今回の結果から研究グループは、「生後数ヶ月は母乳のみで育てるべきである」と結論付けています。