大腸ガンになりやすい体質の男性も健康的な生活習慣でリスク半減

(2016年9月) "Genetics in Medicine today" 誌に掲載された The Institute of Cancer Research(英国)の研究によると、遺伝子的に大腸ガンになりやすい男性であっても健康的な生活習慣により大腸ガンになるリスクを低く抑えることができます。

例えば、大腸ガンになりやすい遺伝子を持つ50才の男性の場合、75才になるまでに大腸ガンを発症するリスクは29%にもなりますが、健康的な生活習慣を維持していれば、このリスクは13%にまで下降します。
研究の概要

ガンのリスクに影響する37種類の要因を考慮した数学的モデルを用いて、男性が25年間のうちに大腸ガンになるリスクを計算しました。

計算に用いられた要因は次のようなものです:
  • 遺伝子的な要因
  • 飲酒量
  • 喫煙習慣の有無
  • 赤身肉を食べる量
  • 果物・野菜を食べる量
  • BMI
  • 身体活動量
  • アスピリンの服用
  • 炎症性大腸疾患の有無
コメント
研究者は次のように述べています:
「大腸ガンの半分は予防が可能です。 そしてその大部分は、生活習慣の改善によりなされます。 生活習慣の改善とは次のようなものです: タバコを吸わない・適正な体重を保つ・お酒を飲み過ぎない・体を動かす・赤身肉や加工肉をあまり食べないようにする・食物繊維を積極的に摂る」