妊娠中のBPA暴露が乳幼児の発達の遅れの原因に

(2012年10月) カリフォルニア大学バークレー校の研究により、ビスフェノールA(BPA)が妊婦と新生児男子の甲状腺ホルモンの量の変動に関わっていることが明らかになりました。

過去の複数の研究で、甲状腺ホルモン少なさが認知発達と運動発達の遅れに関与していることが指摘されています。

研究の方法

335人の妊婦と、これらの妊婦から生まれて数日以内の新生児を対象に、BPAと甲状腺ホルモンの量を分析しました。

結果
妊娠中の母親では、BPAの体内量が二倍になるごとに甲状腺ホルモンのチロキシン(T4)の量が減っていました。 また、新生児でも、BPAの体内量が二倍になるごとに甲状腺刺激ホルモン(甲状腺に働きかけて甲状腺ホルモンの分泌を促すホルモン)が9.9%減っていました。