乳ガンの放射線治療を受けるときにデオドラントを使っていても皮膚の副作用は増大しない

(2015年2月) 乳ガンの放射線治療を受ける人は従来、皮膚に生じる副作用(痛み・痒み・火傷など)が増大する恐れがあるために治療期間中にはデオドラント(ボディケア用品)の使用を控えることが推奨されていましたが、"International Journal of Radiation Oncology・Biology・Physics" 誌に掲載されたカーティン大学(オーストラリア)の研究によると、乳ガンの放射線治療を受けるときにデオドラント(アウミニウムを含むか否かに関わらず)を使っていても皮膚の副作用が増えることは無いと思われます。

研究者は次のように述べています:
「放射線治療の技術が進歩しているにも関わらず、デオドラントの使用に関する指針は変更されていませんでした」
研究の方法

乳ガンの放射線治療を受けている女性333人を次の3つのグループに分けて比較しました:

  1. 石鹸だけを使用するグループ
  2. アルミニウムを含有するデオドラントと石鹸を使用するグループ
  3. アルミニウムを含有しないデオドラントと石鹸を使用するグループ
結果
いずれのグループでも、放射線治療の副作用として腋の下の皮膚に生じた痛み・痒み・火傷の症状は同程度でした。