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乳腺密度が高い乳ガン患者のほうが予後が良好。 乳腺密度が低い場合にもヒアルロン酸さえ...

(2016年6月) 乳腺密度(*)が非常に高い女性では乳ガンのリスクが4~6倍に増加することが知られていますが、東フィンランド大学の研究によると、いったん乳ガンになってしまうと乳腺密度が高い方が予後が良好です。
(*) 乳腺密度(breast density)とは、乳房内の脂肪組織に対する結合組織と腺組織の割合のことで、脂肪組織が多いほど乳腺密度は低くなります。 乳腺密度が高いとマンモグラフィーの画像が判別しにくくなります。
研究の概要
乳ガン患者278人のデータを調査したところ、乳腺密度が非常に低い場合には乳ガンの予後が良くありませんでした。
ヒアルロン酸と乳腺密度
さらに、乳腺密度が低いとヒアルロン酸(*)およびヒアルロン酸を合成する酵素の発現量が多いという強い関係も見つかりました。 そして、乳腺密度が低い患者の生存率が劇的に低下していたのはヒアルロン酸が多い場合だけでした。
(*) ヒアルロン酸は、ほぼ全ての種類の組織に自然に存在する分子ですが、ガンにおいてはヒアルロン酸の代謝が腫瘍の進行を促進する恐れがあります。 (参考サイト