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2ヶ月間の母乳育児(粉ミルクとの併用でもOK)で乳幼児突然死症候群(SIDS)のリスクが下がる

(2017年10月) これまでの研究で母乳育児により乳幼児突然死症候群(SIDS)のリスクが軽減されることが示されていますが、バージニア大学の研究チームが行い "Pediatrics" 誌に発表されたメタ分析で、母乳育児の期間がわずか2ヶ月間でもSIDSのリスクが相当に軽減されるという結果になりました。

メタ分析の方法

8つのケース・コントロール研究のデータを分析しました。 データに含まれる乳児の人数は9千人超(SIDSの件数は2千数百件)でした。

結果

SIDSのリスクに影響する様々な要因を考慮しつつ分析したところ、(粉ミルクと母乳を併用するケースも含んで)2ヶ月間を超えて母乳を与えられた乳児では、母乳を与えられなかった乳児に比べてSIDSのリスクが低下していました。

母乳育児の期間が長いほどSIDSのリスクは大きく低下していました:
  • 2~4ヶ月間: -40%(母乳のみの場合には-39%)
  • 4~6ヶ月間: -60%(母乳のみの場合には-54%)
  • 6ヶ月間超: -64%

結論

粉ミルクと母乳の併用でよいので2ヶ月間以上にわたり母乳育児を行うことでSIDSのリスクが下がることが期待できます。