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母乳育児をした乳ガン患者は死亡リスクが低い

(2016年9月) "Breastfeeding Medicine" 誌に掲載されたリンショーピング大学(スェーデン)などの研究で、子供を半年間超にわたり母乳で育てた女性や生んだ子供の数が多い女性は乳ガンになった場合の死亡リスクが低いという結果になっています。

研究の方法

原発性の(転移により生じたのではない)乳ガンのために手術を受けた31~75才の女性341人を20年間ほど追跡調査したデータを用いて、乳ガンの予後と母乳育児だったか否かや産んだ子供の数との関係を調べました。

結果
母乳育児
母乳育児の期間が6ヶ月以下のグループ(*)では、乳ガンのために死亡するリスクが2.7倍に増加していました。 死因を問わない死亡リスクは3倍でした。
(*) 子供を産んだことがない女性を含む。
産んだ子供の数
さらに、産んだ子供の数に応じてデータを3つのグループ(*)に分けて死亡リスクを比較したところ、生んだ子供の数が少ないグループは生んだ子供の数が多いグループに比べて、乳ガンで死亡するリスクが2倍に増加していました(†)。 死因を問わない死亡リスクは1.6倍でした。

(*) 「0人」 「1人~2人」 「3人以上」

(†) 「0人」は「1人~2人」に比べてリスクが2倍。 「1人~2人」は「3人以上」に比べてリスクが2倍。