褐色脂肪が多いと血糖値が安定する

(2016年3月) "Cell Metabolism" 誌に掲載された Garvan Institute of Medical Research(オーストラリア)の研究によると、褐色脂肪細胞に血糖値を安定させる作用が期待できます。 研究チームのこれまでの研究では、褐色脂肪が多い人は痩せていて血糖値も低い傾向にあることが示されています。

研究の概要

健康な成人15人の血糖値と体温を12時間にわたり連続的に測定したところ、褐色脂肪による熱生産と血糖値の間に密接な関係が見られました。

褐色脂肪が多い人では血糖値の変動が比較的安定していました。 また、褐色脂肪の活性がピークに達するたびに血糖値が下がっていました。

これに対して褐色脂肪が少ない人では、褐色脂肪の活性が増大するのが血糖値が上がったときだけであり、血糖値の変動幅も大きくなっていました。 血糖値の変動幅は褐色脂肪が見られないという人で最大でした。