褐色脂肪がダイエットだけでなく糖尿病治療にも有効?

(2014年7月) "Diabetes" 誌に掲載されたテキサス大学の研究によると、褐色脂肪が血糖値コントロールや、インスリン感受性(インスリンの利きやすさ)の改善に有効である可能性が示されました。

今回の研究では、褐色脂肪の量が多いグループと少ないグループ(いずれも健康な男性で、褐色脂肪以外の条件は同じとなるように揃えた)に、常温環境または僅かに寒い環境で5~8時間を過ごしてもらいました。

その結果、褐色脂肪が多いグループでは、低温にさらされることによって、血流中から除去されるブドウ糖の量が増え、インスリン感受性が改善していました。

この結果から、褐色脂肪が糖尿病に対して有効な武器となると考えられます。 褐色脂肪は低温以外に運動やメラトニンによっても増加しますが、運動とメラトニンはどちらも糖尿病にも有効であることが知られています。
低温によって白色脂肪が褐色脂肪(ブライト脂肪)に代わることが知られていますが、このニュースは、低温によって褐色脂肪が増えるという話ではなく、そもそも褐色脂肪が多い人を低温の環境においたときに既存の褐色脂肪が活性化するという話なのでしょうか。 ソース記事の情報量が少ないため、その辺りが不明です。