医師の診察が必要となる虫刺されの症状

(2015年5月) 蚊・ノミ・蜘蛛・蜂・アブ・ダニ・トコジラミ(南京虫)・アリなどの虫に刺されたり噛まれたりしても、多くの場合は病院に行く必要は無く、市販の塗り薬を塗っておけば事足りるのですが、虫の毒でアレルギーが起こる体質である場合や病気を持っている虫に刺された場合には何らかの対処が必要となることがあります。出典: Bug Bites and Stings: When to See a Doctor

カリフォルニア大学デイビス校に在籍する皮膚科学者 Margaret E. Parsons 医学博士は、虫に刺されたり噛まれたりした後に次のような症状が起こった場合には直ちに医師の診察を受けるようにアドバイスしています:
  • 呼吸困難。
  • 喉の閉塞感。
  • 唇、舌、または顔の腫れ。
  • 胸の痛み。
  • 数分を超えて続く動悸。
  • めまい。
  • 嘔吐。
  • 頭痛。
  • ダニに噛まれた箇所に生じる射的のターゲットのようなリング状をしたシマ模様の発疹。 ライム病の兆候である可能性があります。 ライム病であれば抗性物質で治療する必要があります。 日本でも夏から初秋にかけて発生します。
  • 発熱を伴う赤色または黒色の発疹。 ロッキー山紅斑熱というマダニが媒介する細菌感染症の可能性が考えられます。 直ちに治療が必要ですが、日本ではロッキー山紅斑熱は発生していないようです。
博士は次のように述べています:
「虫に刺されたり噛まれたりしても大部分のケースでは深刻な、あるいロッキー山紅斑熱のように命に関わるような事態になったりはしないものです。 しかしながら、虫に刺され/噛まれたのちに疲労感・頭痛・発熱・体の痛み・発疹などがしつこく続くようであれば皮膚科を受診しましょう」