イジメの被害者だけでなく加害者でも大食症のリスクが増加

(2015年11月) "International Journal of Eating Disorders" に掲載されたデューク大学(米国)などの研究で、イジメっ子は大食症のリスクが健常児に比べて2倍であるという結果になりました。
大食症と過食症
過食症(binge-eating)は短時間のうちに過度に食べることです。 過食症の人がたくさん食べるだけであるのに対して、大食症(bulimia)の人はたくさん食べたうえで、吐く・断食・運動など過食を相殺する行為をします。
研究の方法

9才の子供 1,420人を対象に聞き取り調査を行ったのち20年超にわたって追跡調査したデータを、次の4つのグループに分類して分析しました:

  1. イジメとは無縁のグループ
  2. イジメ被害者のグループ
  3. イジメの加害者と被害者の両方を経験したグループ
  4. イジメ加害者のグループ
イジメの内容は、言葉によるイジメ・暴力によるイジメ・仲間はずれ・悪口の流布などでした。
結果
イジメ被害者だけでなく加害者でも大食症のリスクが増加していました。

グループ 拒食症 大食症 過食症
イジメ無縁 5.6% 17.6% 1%未満
イジメ被害者 11.2% 27.9% 不明
イジメ被害/加害者 22.8%(*) 不明 4.8%(*)
イジメ加害者 不明 30.8% 不明

(*) 全グループの中で最も高い数値。