カフェインがアルツハイマー病の予防に効果①

(2012年10月) イリノイ大学の研究により、カフェイン飲料を摂取することでアルツハイマー病になるリスクを低減できる可能性と、その仕組みが明らかになりました。

研究グループは神経変性病が原因となる脳の炎症を促すシグナルを新たに発見しましたが、カフェインがどうやらそのシグナルを阻害するようなのです。

研究の方法

マウスを2つのグループに分けて一方のグループにはカフェインを与え、もう一方のグループには何も与えないという実験により、記憶力に対するカフェインの効果を調べました。

結果

カフェインを与えたグループの記憶力が、もう一方のグループよりも向上していました。

解説

研究者によると、カフェインには、記憶力向上だけでなく抗炎症作用もありました。 カフェインの抗炎症作用によって、アルツハイマー病の患者に見られる認知能力減損のリスクが減少します。

2007年の熊本大学の研究によると、脳の炎症によっても脳細胞の働きを阻害するタンパク質であるβアミロイドが蓄積します。