カロリー制限をするとスリムになって元気になる

(2016年5月) "JAMA Internal Medicine" に掲載されたルイジアナ州立大学などの研究で、摂取カロリーを25%減らす生活を2年間続けると体重が減る以外にも色々と良いことがあるという結果になりました。

研究の方法
体重が適正~軽度の肥満(*)の男女218人(†)を2つのグループに分けて、一方のグループにのみ摂取カロリーを25%減らす生活を2年間にわたり続けてもらいました。 もう一方のグループには好きに暮らしてもらいました。

(*) BMIが22~28。 平均値は約25。

(†) 女性152人、平均年齢38才。
気分・活力・睡眠・精神衛生状態などに関するアンケートは、試験開始時・1年後・2年後の3回にわたり行われました。
2つのグループの人数比は2:1でした。 被験者のうち脱落せずに2年間の最後まで完了したのは、カロリー制限をするグループで117人、気の向くままにカロリーを摂取する生活を続けるグループで71人でした。
結果
実際のカロリー制限幅

カロリー摂取量を減らすグループが実際に減らせたカロリー摂取量は、1年目には平均15.2%、2年目は平均11.9%というものでした。 25%のカロリー制限というのはあくまでも目標です。

体重

カロリー制限をしたグループでは2年後に体重が平均で8.3kg減っていました。 意外なことに、カロリーを制限しなかったもう一方のグループでも0.4kg減っていました。

その他

カロリー制限をしたグループでは2年目の時点で、カロリーを摂り放題だったグループに比べて全般的な健康状態・気分・性欲・緊張が改善されていました。

さらに、カロリー制限をしたグループだけに限って分析したところ、体重の減少幅が大きかった人は次に該当することが多くなっていました:
  • 元気がある。
  • 抑鬱が少ない。
  • 健康状態が良好である。
  • 睡眠の質が良い。
解説
カロリー制限が生活の質や気分に悪影響を及ぼすことが懸念されていましたが、今回の研究ではそのような懸念は不要であるという結果になりました。