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ガンの病歴がある人も無い人も、運動習慣があると死亡リスクが低い

(2017年3月) "frontiers in Public Health" 誌に掲載された西オーストラリア大学などの研究で、ガンの病歴がある人もそうでない人も運動習慣があると死亡リスク(死因は問わない)が低いという結果になりました。

研究の方法

ガン(非メラノーマ性の皮膚ガンは除く)と診断された40才以上(平均年齢68才)の男女 1,589人の過去一週間における運動時間を調べたのち中央値で2.6年間にわたり生存状況を追跡調査しました。

さらに、ガンの病歴が無い男女 3,145人(平均年齢68才)の運動時間も調べ、こちらは中央値で2.8年間にわたり生存状況を追跡調査しました。

運動時間の計算
運動(余暇として行う身体活動)とは例えば、散歩・ゴルフ・水泳・テニス・ジョギング・自転車などです。 運動時間は次のように算出されました:
軽い運動を行う時間+中程度の激しさの運動を行う時間+激しい運動を行う時間×2

つまり、激しい運動(テニスやジョギングなど)は運動時間を2倍とみなしたというわけです。

結果

追跡期間中に、ガンの病歴があるグループでは135人が死亡(ガンで死亡したのは83人)し、ガンの病歴がないグループでは152人が死亡しました(ガンで死亡したのは52人)。

ガンで死亡するリスク

ガンの病歴があるグループでは、1週間あたりの運動時間が360分以上であると、運動を一切行わない場合に比べてガンで死亡するリスクが70%低くなっていました。

ガンの病歴がないグループでは、この数字は84%でした。

総死亡リスク

ガンの病歴があるグループでは、運動を一切行わない場合に比べて、1週間あたりの運動時間が150~359分である場合には45%、 そして1週間あたりの運動時間が360分以上である場合には59%、それぞれ総死亡リスクが低くなっていました。

ガンの病歴がないグループでは、この数字は48%50%でした。