鬱症状のあるガン患者は早死にのリスクが二倍

(2013年5月) "Journal of Cancer Survivorship" に掲載されたオランダの研究で、ガンの部位に関わらず、鬱症状のあるガン患者(現在の治療中の患者およびガンの病歴のある人)は、そうでないガン患者に比べて早死にしやすいことが明らかになりました。

この研究では、3,080人のガン患者に鬱症状をチェックするためのアンケートに回答してもらい、ガンと診断されてから1~10年後における欝症状と、(鬱と診断されてから?)2~3年後の早死にリスク増加との関係を調べました。 調査対象となったのは、子宮内膜癌・結直腸ガン・リンパ腫・多発性骨髄腫の患者でした。

データを分析した結果、ガンと診断されてから1~10年後が経過しているガン患者においては、鬱症状のある場合には早死にのリスクが、鬱症状が無い場合の二倍でした。 この結果は、ガンの種類・治療内容・転移状況・併存疾患などの要因を考慮したうえでの数字です。