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マイカー通勤をやめると2年間で最大7kgのダイエット効果

(2015年5月) "Journal of Epidemiology and Community Health" に掲載された University of East Anglia(英国)などの研究によると、通勤手段として自家用車の代わりに自転車・徒歩・電車・バスを用いるだけでダイエット効果が生じるだけでなく精神衛生にも有益です。

研究者は次のように述べています:

「今回の研究から、通勤手段として自家用車以外の手段を選択することを社会的に促進することによって運動量が増加し社会全体で体重が改善されると考えられます」

「肥満によって2型糖尿病やガン、心臓病、脳卒中など様々な病気のリスクが増加することは十分に確認されています」
研究の方法

この研究では英国全土から選ばれた 4,000人超の成人男女の3年分のデータを分析しました。 データの内容は、3年間の主な通勤手段や1年目~3年目にかけての身長・体重の変化などでした。

結果

通勤手段の変化とBMIの変化とを照らし合わせたところ、通勤手段を自家用車から徒歩・自転車・バス・電車に切り替えることによってBMIが平均で0.32減少していました。 BMIで0.32というのは、平均的な身長の人で約1kgに相当します。

1kgというと大したことがない数字のように思えるかもしれませんが、通勤時間が30分超のグループに限ると、BMIの減少幅は平均で2.25(7kgに相当)でした。

逆に、他の通勤手段から自家用車へと切り替えた人たちではBMIが平均で0.34増加していました。 0.34というのは統計学的に有意な数字です。
「自家用車以外の通勤手段にはダイエット以外の健康・経済・環境上のメリットがあるわけですから、自転車や徒歩などの賢明な手段による通勤を促進するための社会政策が望まれます」