通勤手段が高血圧・糖尿病のリスクに影響②

徒歩や自転車で通勤すると糖尿病と高血圧のリスクが減少

(2013年8月) "PLOS Medicine" に掲載されたインドの研究によると、徒歩あるいは自転車で通勤するのが健康にとって有益で、糖尿病高血圧のリスクが減少します。

研究の概要

4千人ほどのデータを分析したところ、自家用車で通勤するグループでは半数、電車やバスで通勤するグループでは38%が肥満でした。 その一方で、自転車または徒歩で通勤するグループの肥満率は25%でした。 高血圧や糖尿病の比率も、肥満率と似通っていました。

コメント
研究者は次のように述べています:
「今回の研究から、徒歩や自転車で通勤するのが、環境に優しいだけでなく健康にも良いことがわかります。 通勤など生活パターンの一部に運動を組み込むことで、気が付けば自然に運動をしていることになるため、運動のための時間を設ける必要がなくなります」
「肥満や慢性病を抑止するための政策の一部として、自転車や徒歩で通勤する人が増えるようにすることが重要です。 例えば、徒歩や自転車で通勤する人の安全性や利便性を考慮した都市計画にすることです。 バスや電車などの公共交通への投資も良いでしょう。 バスや電車でも、自家用車で通勤する場合に比べれば運動量は増えます」