炭水化物の摂取量と心臓病/脳卒中で死亡するリスク

(2019年4月) "European Journal of Clinical Nutrition" に掲載された滋賀医科大学などによる研究で、炭水化物の摂取量と死亡リスクの関係が調査されています。
著者: Itsuko Miyazawa
タイトル: Relationship between carbohydrate and dietary fibre intake and the risk of cardiovascular disease mortality in Japanese: 24-year follow-up of NIPPON DATA80

研究の方法

心血管疾患(心臓病や脳卒中)ではない30~79才の男女 8,925人(男性 3,916人)を対象に、食生活を尋ねた後24年間にわたり生存状況を追跡調査しました。

結果

追跡期間中に823人が心血管疾患により死亡しました。

男性

食物繊維の摂取量が最大のグループは最少のグループに比べて、心血管疾患で死亡するリスクが36%低下していました。

女性

食物繊維の摂取量が最大のグループは最少のグループに比べて、脳卒中で死亡するリスクが39%低下していました。

食物繊維以外

炭水化物(carbohydrate)・糖質(available carbohydrate)・でんぷん質の摂取量と心血管死亡リスクとの間には関係が見られませんでした。