心臓病の予防に果物を食べるのなら生が良い?

(2016年4月) "New England Journal of Medicine" に掲載されたオックスフォード大学などの研究で、果物を食べることが多い人は心血管疾患(心臓病や脳卒中)で死亡することが少ないという結果になりました。

研究の概要

心臓や血管が健康で中国に住む50万人の男女を7年間にわたり追跡調査したところ、果物(主にリンゴとオレンジ)を食べる量が100g/日多いと、心血管疾患で死亡するリスクが30%ほど下がるという結果になりました。

この結果は、果物摂取量と心血管疾患による死亡リスクとの関係に影響すると思われる教育水準・血圧・血糖値・喫煙習慣などの要因を考慮した後のものです。

果物は生が良い?

今回の中国の研究では、これまでに高所得国を対象に行われた類似研究で示されたよりも強い関係が果物摂取量と心血管疾患によるリスクとの間に見られました。

そして研究者によると、高所得国では加工済みの果物を食べることが多く、高所得国でこれまでに行われた研究にも加工済みの果物が含まれていたのに対して、中国では果物を生で食べるのが一般的です。