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心臓病や脳卒中を予防するための食生活 (レビュー)

(2018年8月) ハーバード大学の研究グループが、心血管疾患(心臓病や脳卒中)を予防するための食生活についてまとめたレビューを "Journal of the American College of Cardiology" に発表しています。
Edward Yu et al. "Cardiovascular Disease Prevention by Diet Modification: JACC Health Promotion Series"

レビューの概要

  1. 心血管疾患の予防には、余計に摂取しているカロリーの量を減らしたり食生活(食べている食品の種類構成)を見直したりするとよい。
  2. 現行の食生活ガイドラインの内容は次の通り: 果物・野菜・全粒穀物・ナッツ類・豆類をしっかりと食べ、低脂肪の乳製品と海産物をほどほどに摂り、加工肉・糖類・精白穀物・ナトリウムをあまり摂らない。
  3. サプリメントは一部の人には有益かもしれないが、健康的な食生活の代わりにはならない。
  4. 食生活が粗悪になってしまう要因は例えば次のようなものである: 知識の不足、食品の入手困難、コストの高さ、(調理をするための)時間の不足、品質が劣悪な(健康に悪い)食品の販売促進、嗜好性(例. かぼちゃの煮つけや高野豆腐よりケンタッキー・フライドチキンのモモ肉や宅配ピザのほうが遥かに美味しい)。
  5. 政府は国民の心血管疾患のリスクを減らすために、健康的な食品の入手がコスト面などにおいて容易となる環境を形成するための政策を実施すべきである。

解説

上述の「健康的な食品」とは、このレビューで推奨している果物・野菜・全粒穀物・ナッツ類・豆類のことでしょう。 魚などの海産物も含めて良いかもしれません。

そして、日本はこうした食品の全てが高価ですね。 果物が高いし、野菜も高い。 ナッツ類もピーナッツ以外は相当に高価ですし、チーズも値上がりと減量の一途をたどっています。 一部の海の幸にいたっては高価すぎて食卓に上がることがまずありません。

健康的な食品の入手を容易にするための政策を実施せよ」とは言わば「野菜や果物やナッツ類や一部の海の幸といった健康的な食品の産業に助成金を出すとか輸入品の関税を下げるなどして、これらの価格を下げなさい」ということです。

健康的な食品の価格が下がり健康的な食品を選択する人が増えると、心血管疾患や糖尿病などの慢性疾患の患者が減り、国民の幸福が増大するだけでなく医療コストの削減にもつながります。

さしあたり

さしあたり、減反政策を中止してそこに費やされる税金を野菜や果物の価格抑制に回すとよいでしょう。 減反政策は、コメの値段を釣り上げてコメを食べる人を減らし、最終的には日本のコメ産業を滅亡に追いやる愚策です。 利権が絡んでいるという話も耳にします。

コメの値段はここ5年で少なくとも1kgあたり100円(+消費税8%)は値上がりしていると思います。 5年前は5kg1280円(+消費税5%)だったコメが、同じ産地で今年は1780円(+消費税8%)もします。 私は値上がりを続けるコメと2年前に縁を切りました。 今ではスパゲッティーばかり食べています。