介護者のテロメアは短くなかった

(2019年2月) "Psychoneuroendocrinology" 誌に掲載されたフィリピンの研究で、介護を長期間にわたり行っている人のテロメアが短いわけではないという結果になりました。
Peter H. Rej et al. "Years of caregiving for chronically ill and disabled family members is not associated with telomere length in the Philippines"

研究の方法

フィリピンに住む成人 1,233人を対象に、慢性的な病気や障害を抱える家族の主たる介護者として過ごした年数の合計を尋ねたり、血液検査でテロメアの長さを調べたりしました。

結果

年齢・性別・要介護者との関係にかかわらず、介護を行ってきた年数とテロメアの長さとの間に関係は見られませんでした。

開設

今回の研究と同規模の最近の研究でも同じ結果となっています。 それ以前の研究では介護を続けている人はテロメアが短いという結果になっていますが、そうした結果は特定の層に特有のものであるか、あるいはデータが少なかったために不正確な結果となったのかもしれません。