セリアック病にグルテン以外の小麦タンパク質も関与?

(2014年11月) "Journal of Proteome Research" に掲載された研究によると、セリアック病にはグルテン以外の小麦タンパク質も関与している可能性があります。

グルテンは小麦タンパク質の75%を占めていますが、この研究でセリアック病やヘルペス状皮膚炎(セリアック病が関与する皮膚炎)の患者を調査したところ、かなりの患者が5つのグループの非グルテン性タンパク質(*)に対しても免疫反応を示しました。
(*) ニュースの元となった論文のアブストラクトに、セルピン(serpins)、プリニン(purinins)、αアミラーゼ・インヒビター、プロテアーゼ・インヒビター、グロブリン、ファリニン(farinins)という5つの物質(多分どれもタンパク質)が登場します。
この結果から研究グループは、セリアック病の治療に関する研究においては非グルテン性タンパク質も考慮すべきであると結論付けています。