(女性限定)カモミールのハーブ・ティーで死亡リスクが低下

(2015年5月) "The Gerontologist" 誌オンライン版に掲載されたテキサス大学の研究によると、カモミールのハーブ・ティーを飲むことで早死にしにくくなるかもしれません。 カモミールティーを飲む習慣がある高齢者女性で死亡率が下がっていたのです。
カモミール

カモミールはハーブ(薬草)の一種で、ヨーロッパやアジアの温帯域に自生しているほか北米や中南米、オーストラリアでも栽培されています。 メキシコ系米国人の間でも人気のハーブです。

カモミールは、花粉症・炎症・筋肉の痙攣・生理不順・不眠症・不安感・潰瘍・胃腸の不具合・高血糖・糖尿病の合併症脂質異常症・痔などに効果があるとされています。 痔などの治療に使うときには飲むのではなく抽出物を塗ります。
研究の方法

この研究では、65才超のメキシコ系米国人男女 1,677人を7年間にわたって追跡調査しました。 1,677人のうち14%にカモミール・ティーを飲む習慣がありました。

結果

女性に限って、カモミール・ティーの飲用習慣があるグループの総死亡率(死因を問わない死亡率)が飲用習慣が無いグループより29%低下していました。 この数字は健康状態や生活習慣など死亡率に影響する様々な要因を考慮した後のものです。 男性ではカモミール・ティーの飲用習慣の有無による死亡率の違いは見られませんでした。

理由は不明

女性の方が男性よりもカモミール・ティーを飲むことが多かったのですが、カモミール・ティーの飲用習慣と死亡率との関係が女性にのみ現れた理由も、カモミールの飲用習慣がある人グループで死亡率が低下していた理由も不明です。

カモミールに期待されている様々な健康効果のお陰で死亡率が下がった可能性もありますが、現時点ではなんとも言えないので今後の研究が必要です。