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チーズに心臓病や脳卒中を予防する効果?

(2016年8月) 蘇州大学(中国)などが行い"European Journal of Nutrition" に掲載されたメタ分析によると、チーズが心血管疾患(心臓病や脳卒中)の予防に有効かもしれません。

メタ分析の方法

チーズ摂取量と心血管疾患のリスクとの関係を調べた15の前向きコホート研究のデータを分析しました。 データの期間は、ほぼ全ての研究で10年以上でした。 ほぼ全ての研究で、被験者は心血管疾患の病歴が無い人たちでした。

結果
チーズ摂取量が少ないグループに比べて摂取量が多いグループは、次のようにリスクが低くなっていました:
  • 心血管疾患全体: -10%(15のうち7つの研究。 症例数は8千件超)
  • 冠動脈疾患のみ: -14%(15のうち8つの研究。 症例数は8千件近く)
  • 脳卒中のみ: -10%(15のうち7つの研究。 症例数は1万件超)
ただし、チーズの摂取量が多いほど心血管疾患のリスクが低いというわけではなく、冠動脈疾患にしても脳卒中にしても、1日あたりチーズを40gほど食べる場合にリスクが最低となっていました。