サクランボが痛風に効く

"Arthritis & Rheumatism" 誌(2012年9月)に掲載されたボストン大学の研究により、サクランボまたはサクランボ・エキスを摂取して痛風の発作のリスクを減らせる可能性が示唆されています。

今回の研究では、平均年齢54歳の痛風患者633人(大部分が男性)の食生活(サクランボの摂取量など)を、インターネット経由で1年間にわたって追跡調査しました。

研究期間中に患者たちに発生した痛風発作回数の合計は 1,247回。 患者のうち、サクランボまたはサクランボ・エキスを摂取していたのは約42%で、それらの患者では痛風発作のリスクが、いずれも摂取していない患者に比べて37%減少していました。

サクランボの効果が確認できたのは、サクランボを①痛風発作の起こる前の二日間のあいだに、②最大で三人前(一人前はサクランボ10~12個)を食べた場合だけでした。 三人前以上を食べても効果は増えていませんでした。

サクランボまたはサクランボ・エキスを摂取したうえでアロプリノール(商品名はザイロリックなど)という痛風の薬を服用したグループでは、サクランボも薬も服用していないグループに比べて、発作のリスクが75%も減少していました。 (薬の服用と同時に摂取する場合のサクランボの摂取量も三人前なのかはソースでは不明)

研究者によると、サクランボに含まれる抗酸化化合物(アントシアニン)にイブプロフェンと同様の効果のあることは、これまでの研究からも示唆されていました。 「サクランボを(毎日)食べるというのは、イブプロフェンを毎日飲むようなものです」とまで述べています。