閲覧以外で当サイトのコンテンツを利用する場合には必ず引用・転載・ネタ探しをするときのルールに目を通してください。

ガムが頭痛の原因になることも

(2013年12月) "Pediatric Neurology" 誌に掲載されたテル・アビブ大学の研究によると、十代以下の子供の偏頭痛や緊張性頭痛の原因がチューインガムである場合があり、そういう場合にはガムを避けることで頭痛を回避できます。

研究の概要

ガムを毎日1~6時間噛んでいる6~19才の頭痛患者(偏頭痛または緊張性頭痛)30人に一ヶ月間ガムを控えてもらったところ、30人中19人で頭痛が起こらなくなり、7人で頭痛の頻度と程度が減少しました。

そしてガムと頭痛との関係を確認するために、26人(19人+7人)にガムを噛むのを再開してもらったところ、ガムを再開してから数日以内に全員で頭痛が再発しました。

解説

これまでに2つの研究で、ガムが頭痛に関係していることが示されています。 そのうちの1つでは、ガムを噛むことで顎関節にストレスがかかるために頭痛が起こるのだと説明しており、もう1つでは、ガムに使用されているアスパルテームという人工甘味料が頭痛の原因だとしています。

顎関節の異常が頭痛の原因となることは(これまでの研究で)示されていますが、アスパルテームについては頭痛の原因であるかどうか明確ではありません。

今回の研究者も、ガムによって頭痛が起こる原因が顎関節にあるという説を支持しています:

「ガムは噛み始めてから少しの時間で風味が失われてしまいます。 これは、ガムに含まれるアスパルテームの量が多くないということです。 また、アスパルテームが原因で頭痛になるのであれば、同じくアスパルテームが使われている清涼飲料水などで頭痛になる人がもっと多いはずです」

「したがってガムに含まれるアスパルテームが頭痛の原因になっているのではないと考えられます」
「ガムを噛み続けることで顎関節に負担がかかりますが、顎関節はガムを噛まない人でも体の関節の中で最もよく使われている関節です。 顎関節の酷使が頭痛の原因になることは知られています。 ガムの好きな子供に頭痛が起こる原因は顎関節にあると思いますよ」
研究者によると、ガムを噛むのが慢性的な頭痛の原因になっている子供の場合には、ガムを噛むのを止めさせるだけで、すぐに頭痛が起こらなくなります。
Copyright (c)2013-2017 最新健康ニュース All Rights Reserved.