子供の鬱の兆候

以下は、ペンシルバニア州立大学による子供の鬱症状を親や教師が見分けるための手がかりです:

内在的な問題
  • 悲しみ・倦怠・絶望・無力感・イライラなどの感情を訴える。
  • これまで興味を示していた活動に興味を失う。
  • ものの見方が全般的に否定的になる。
  • 自尊心や自分のイメージに問題が生じる。
  • 悲観的になる。
外在的な問題
  • 摂食障害(過食・拒食)。
  • 眠れない。
  • 常に緊張していて、怒りっぽい。何かにつけ反論する。
  • 集中力の欠如。
  • 活力が低下する。
  • 腹痛などの不具合が頻繁に起こる。
  • 登校拒否などの回避行動(avoidant behavior)を取ることがある。
対処法

鬱が疑われる子供に対して強圧的に接するのは禁物です。 また、「幸せか?」などのようにYes/Noで答えて完結してしまう質問ではなく「気分はどうか?」などのように子供が自分の内面を語るような質問をします。

子供に多くを語らせること、そして、そこから得た情報に基づいてその子供の心が今どういう状態にあると自分(親や教師)が思ったかを子供に伝えることが大切です。

子供が恐怖感や不安感、抑鬱的な思考に立ち向かうための心の支えになってあげましょう。 例えば、難しい宿題をやり遂げたなどの小さな成功でも褒めてあげるなどです。

専門家の必要性を判断する基準

子供の状態によってはメンタルヘルスの専門家の助けが必要となることがあります。 その判断の基準は次のようなものです:

  • 子供の年齢や発達を考えて妥当といえる程度の不安感か?
  • 不安感/鬱症状により日常生活に支障が出ていないか?
  • 症状が続いている期間が長過ぎないか?
自殺をしようとしたり、自殺を考えている節がある場合には直ちに専門家に診せる必要があります。