子供の食生活と便秘の関係

(2017年1月) "Asia Pacific Journal of Clinical Nutrition" に、東京大学の研究チームが子供の便秘リスクに影響する食生活上の要因を調査した結果が報告されています。

研究の方法

日本の各県から選出された5~6才の子供5千人超を対象に、食生活などの生活習慣や便通に関するアンケートを実施しました。 便通が週に3回以下の子供を便秘とみなしました。 データの分析においては、便秘のリスクに影響する様々な要因を考慮しました。

結果
主な結果は次の通りです:
  • 食物繊維の摂取量が多い子供は摂取量が少ない子供に比べて、便秘である率が40%近く低かった。
  • ジャガイモ・豆類・野菜・果物の摂取量が多い子供には便秘が少なかった。
  • 糖質の摂取量が多い子供は便秘率が高い傾向にあった。 特に、米の摂取量が多い子供に便秘が多かった。
  • 朝食と夕食の支度に時間をかける(加工食品をあまり食べない)家庭の子供には便秘が少なかった。
  • 運動量が多い子供には便秘が少なかった。
  • 母親の教育水準が高い子供は便秘が少ない傾向にあった。