インターネットの利用時間が長い子供は血圧が高い

(2015年10月) "Journal of School Nursing" 誌に掲載された Henry Ford Hospital(米国)の研究によると、子供でもPCやスマートホンによるインターネット利用時間が長い場合には血圧が高くなる恐れがあります。

研究の方法

14~17才の子供335人のデータを分析しました。 データに含まれていたのは、健康診断のときに計測した血圧の数値やインターネットの使用時間に関するアンケートの結果でした。

定義
この研究における言葉の定義は次の通りです:
  • 次を「インターネットの利用」とみなしました: ウェブ・サイトを訪問する、電子メールを使う、インスタントメッセージを使う、(ネットの)ゲームで遊ぶ、(ネットを利用して)宿題をする、(ネットで)買い物をする、ソフトウェアをダウンロードする、ウェブ・サイトを作成・運営する。
  • 収縮期(最高)血圧または拡張期(最低)血圧のいずれかにおいて血圧の高さが上位10%に入る場合を「血圧が高い」とみなしました。
  • インターネット利用時間が1日あたり2時間以上である場合を「インターネットの利用時間が長い」とみなしました。
結果

インターネットの利用時間が短いグループよりも長いグループの方が血圧が高い率が高い(134人中26人)という結果でした。

収縮期血圧の平均値は 117.2 mm Hg 拡張期血圧の平均値は 63.6 mm Hg でした。 血圧が高血圧前症(正常血圧~正常高値血圧)の範囲に該当する子供は26人、高血圧(I度~III度高血圧)の範囲に該当する子供は21人でした。

コメント
研究者は次のように述べています:
「PCやスマートホンの使用中には定期的に休息をとって体を動かすことが大切です。 子供のPCやスマートホンの使用は1日2時間、週5日までに制限するのがよいでしょう」