(米国)結婚できる年齢に達していないのに結婚している子供が8万人近くも

(2018年4月) "Perspectives on Sexual and Reproductive Health" 誌に掲載されたカリフォルニア大学ロサンゼルス校のレポートによると、米国には結婚できる年齢(18才)に達していないのに結婚している(していた)という子供が8万人近くも存在します。出典: UCLA study finds that more than 78,000 U.S. children are – or have been – married

研究の方法

2010~2014年にかけて米国に住む15~17才の子供の婚姻状態を調査した "American Community Survey" のデータを分析しました。

結果

7,8400人の子供が現在結婚しているか過去に結婚していました。 女の子では 1,000人あたり6.8人および男の子では 1,000人あたり6.8人という割合で既婚者が発生していました。

子供の結婚率が高かったのはウェストバージニア州・ハワイ州・ノースダコタ州で、1,000人あたり10人の割合で結婚済みの子供がいました。 逆に結婚率が低かったのはメイン州・ロードアイランド州・ワイオミング州で、1,000人に4人という子供結婚率でした。

子供の結婚は安定性が低く、1/4近くが18才になるまでに別居あるいは離婚します。

解説

米国ではどの州でも婚姻可能年齢が18才以上に設定されていますが、両親の同意や役所の承認など特定の条件を満たせば子供でも結婚できます。

14以上の州で未成年の結婚に対する制限を強化することが検討されていますが、制限の強化に反対する意見も少なくありません。