睡眠時間が長い子供は脳が健康に育つ

(2012年9月) 東北大学の研究により、睡眠時間の長い子どもほど記憶や感情に関わる脳の部位「海馬」の体積が大きいことがわかりました。

うつ病や高齢者のアルツハイマー病患者では海馬の体積が小さいことが明らかになっており、子どものころの生活習慣を改善することでうつ病やアルツハイマー病を予防できる可能性があります。

この研究では、2008年からの4年間にわたって 5~18歳の子供たち290人を対象に、平日の睡眠時間と海馬の体積を調べました。 その結果、睡眠が10時間以上の子どもは、6時間の子どもよりも海馬の体積が1割ほど大きいことが判明しました。

海馬は大脳辺縁系の古皮質に属し、本能的な行動や記憶に関与する部位です。