3~4才児も睡眠不足でカロリー摂取量が増える

(2016年10月) "Journal of Sleep Research" に掲載されたコロラド大学ボルダー校の研究によると、小学校に入る前の子供であっても睡眠不足により食事量が増加します。 普段よりも睡眠時間が少なかった当日および翌日にカロリー摂取量が増えていたのです。

子供の頃に太っていると大人になってからも太ったままでいることが多く、糖尿病や抑鬱になるリスクが増加します。 米国の統計によると未就学児童の約30%が睡眠不足です。参考記事: 米国で推奨睡眠時間が改定されました

研究の方法

3~4才の子供10人(男女5人ずつ)に活動計を装着してもらって、睡眠時間と睡眠の質を調べました。 子供たちの飲食量は親が計測しました。

結果

子供たちの睡眠時間が少なかった当日(*)には、カロリー摂取量が普段より20%ほど増えていました。 糖類の摂取量は25%、炭水化物の摂取量は26%の増加幅でした。

そして、その翌日(†)にも、子供たちに好きなだけ眠らせた(‡)にも関わらず、カロリー摂取量が14%増えていました。 炭水化物摂取量と糖類摂取量は普段どおりに戻っていましたが、代わりに脂肪の摂取量が23%増えていました。

(*) 昼寝をしなかった影響が出る頃ということでしょう。

(†) 夜に眠る時間が少なかった影響が出る頃ということでしょう。

(‡) 昼寝で眠らせたということでしょう。