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チョコレートの種類によって食事量を減らす効果に差がある

(2017年6月) "Appetite" 誌に掲載された西オーストラリア大学の研究によると、ダークチョコレート・ミルクチョコレート・ホワイトチョコレートという3種類のチョコレートのなかで、食欲を抑える効果が最も強いのはダークチョコレートだと思われます。

研究の方法

閉経後の女性(平均年齢57.6才)14人に、ダークチョコレート・ミルクチョコレート・ホワイトチョコレート(*)を食べてもらい、チョコレートを食べた後の食事量・気分・食欲ホルモンがチョコレートの種類によりどう異なるかを調べました。
(*) ダークチョコレートのカカオ含有率は80%、ミルクチョコレートのカカオ含有率は35%、ホワイトチョコレートのカカオ含有率は0%。 食べたチョコレートの量はいずれも500kcalほど。

3種類のチョコレートはそれぞれ別の日に食べてもらいました。 1種類のチョコレートを食べてから別の種類のチョコレートを食べるまでに1週間の空白期間を設けました。

結果

ダークチョコレートを食べた後に「好きなだけ食事をしていい」と言われて、被験者が食べた食事の量は次の通りでした:
  • ダークチョコレート: 325kcal
  • ミルクチョコレート:406kcal
  • ホワイトチョコレート: 442kcal

3種類のチョコレートが含有するカロリーは同じだったのにダークチョコレートを食べた場合に摂取カロリーが最も少なかったことから、ダークチョコレートが最も食事量を減らす効果が強いのだと考えられます。

食欲ホルモン(グレリンとレプチン)の量や気分には、食べたチョコレートの種類による違いが見られませんでした。

関連研究

2010年に発表されたデンマークの研究では、ダークチョコレートを食べる場合だけでなく匂いを嗅ぐだけの場合にも、グレリンの分泌が抑制されて食欲が減るという結果になっています。

さらに、チョコレートを食べる習慣がある人のほうが体脂肪が少なかったりBMIが低かったりウェストが細かったりすることが複数の研究で示されています。